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症状改善報告

【慢性腰痛】学生時代から40年続く慢性腰痛が12回の施術で完全消失した事例

  • 慢性腰痛

症例報告

 

Top member 吉田

 

この記事は、学生時代に発症し、

40年間、続いた慢性腰痛が完治するまでの過程を記しています。

慢性腰痛が40年間改善してこなかった経緯

患者

59歳 男性会社員 奈良市在住

症状

腰痛

来院日

平成30年 11月中旬

来院経緯

腰痛の発症は40年前

 

学生時代はサッカー部に所属。

練習中に腰の筋肉を伸ばしたような感覚があり、

スポーツをした後に痛みを感じるようになる。

 

すぐに整形外科を受診し、

レントゲンでの検査を受ける。

医師から「骨がずれている」と言われる。

 

「腰痛の治療には整体がいい」と医師に勧められ、

整体院に通院する。

 

整体院の治療により、

完治ではないが運動後の痛みが軽減され、

痛みが少ない状態を維持するために

定期的に整体に通う。

 

学校を卒業し、デスクワークの仕事に就く。

普段は座っての仕事が多いが、

稀に立ち仕事があり、

その次の日には腰痛が強くなる。

 

それに加え、仕事を始めてから2年に1度くらい

ぎっくり腰になるようになる。

 

「腰痛をスッキリさせたい」という想いがあり、

通院していた整体院を変えて、別の整体院を見つける。

 

コチラの整体院での治療で腰痛は大きく改善され、

整体師の先生から「メンテナンスに移行する。」と伝えられ、

月に一度のメンテナンスに通うようになる。

 

メンテナンスに通っているが、

患者は仕事でゴルフをする機会があり、

運動後は痛みが強くなる。

 

スッキリしない状態は続く。

 

その整体院が移転することが決まり、

整体師の先生から近くにある当院の紹介を受ける。

 

「腰痛を感じることなく、スッキリさせたい。」

という想いでもう一度、別の治療院で

一から施術を受ける事を決意する。

重だるさの残る慢性腰痛が12回の施術で完治した道のり

1診目

患者は現在、右腰の重だるさを訴えている。

 

 

シビレはないとの事。

 

 

場所を確認する。

 

ヤコビー線上で

脊椎から右側腹部にかけて広範囲に痛みがある。

(下図の赤〇が痛む部位)

痛みはゴルフや立ち仕事をした次の日に

強く感じるとの事。

 

 

シビレがなく、痛みの性質などから

「慢性腰痛」と判断。

 

 

患者の要望は「重だるさなど腰の違和感がなく、

スッキリした状態にしたい。」との事だったが、

可能であると伝える。

 

患者には完治させるために、

週に2回のペースで来院するように伝え、

承諾を得て、治療を開始する。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整。

 

特定の動きで痛みが出ないため、

治療後に痛みの確認は行わない。

 

次回、4日以内に来院するように指示し、1診目終了。

3診目

前回から3日後の来院。

 

患者から「ゴルフに行ってきたが、

その後の痛みや疲労感が大分ましになりました。」と報告。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回、4日以内に来院するように指示し、3診目終了。

4診目

前回から4日後の来院。

 

2日前から腰の違和感が強くなり、

昨日、ぎっくり腰になったと報告。

 

昨日に比べると、痛みは半分ぐらいになっているとの事。

 

今回の施術ではぎっくり腰に対する施術をメインで

行っていく旨を伝え、治療開始する。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

裏環跳刺鍼、殿筋押圧、陽陵泉運動鍼、腸腰筋バランス調整。

 

次回、4日以内に来院するように指示し、4診目終了。

5診目

前回から2日後の来院。

 

患者から「ぎっくり腰の痛みがほとんどなくなり、

今は、重だるさが気になります。」との報告。

 

ぎっくり腰後、重だるさが

元の強さに戻っているとの事。

 

今回の施術は、慢性腰痛に対する治療をメインで

行っていく旨を伝えて、治療開始。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回、4日以内に来院するように指示し、5診目終了。

7診目

前回の治療から4日後の来院。

 

患者から「痛みは完全になくなりました。

あと、重だるさが残ります。」との報告。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回、1週間以内に来院するように指示し、7診目終了。

10診目

前回から6日後の来院。

 

患者から「腰の重だるさが大分ましになりました。」との報告。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回、1週間後に来院するように指示し、10診目終了。

11診目

前回から8日後の来院。

 

患者から「重だるさがなくなりました。」との報告。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回、状態がよくなっているため、

維持できることを確認するために、

2週間後に来院するように指示し、11診目終了。

12診目

前回から2週間後の来院。

 

患者から「特に問題ありませんでした。」との報告。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

内臓調整、大腰筋弛緩調整、骨盤調整、腸脛靭帯押圧。

 

次回から、状態を維持できることを確認できたので、

1か月に1回のメンテナンスに移行する旨を伝え、施術終了。

患者さんの口コミ・感想

Q1、どのような症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

腰痛

カイロ、整体

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

またその心配はどうやって解消しましたか?

少しあった

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。

説明が丁寧でいい

Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます。

腰痛の心配が少なくなった

お名前:K・S

ご住所:富雄

ご年齢:59

ご職業:会社員

慢性腰痛の原因と治療

今回の患者さんであるSさんは、

色々な整体に行っても完全に取り切ることが出来ない

慢性腰痛に悩まされてきました。

 

常に腰への違和感が残り、

「次は、いつ痛くなるのか?」と

不安に感じていました。

 

当院の治療で、

治療期間2か月、12回の施術で

完治に至ることが出来ました。

 

これからは、運動後の事を気にせずに

思い切りゴルフを楽しんでくださいね(^^)/

 

 

それでは考察に移ります。

 

 

Sさんの慢性腰痛は40年もの間、

常に腰の重だるさや痛みがありました。

 

40年という長期間消えることのなかった腰痛が、

なぜ、当院の施術で改善に至ったのか?

 

それにはまず、「慢性腰痛」について

知っていただく必要があります。

 

慢性腰痛とは、

腰に違和感や痛みを生じてから

3ヶ月以上継続する腰痛の事を言います。

 

痛みの性質は激しい痛みを伴うことはなく、

一定時間同じ姿勢を繰り返すなどで

鈍い痛みやだるさを感じます。

 

それに対し、急性腰痛は

腰部の炎症などが原因して起こる腰痛で

基本的には安静にしていれば、改善していきます。

 

急性腰痛として代表的なものは、

ぎっくり腰です。

 

痛みの性質は腰を曲げたり伸ばしたりで、

激しい痛みを伴います。

 

 

慢性腰痛の約85%が非特異的腰痛と言い、

原因不明だと言われています。

レントゲンなどで原因が見つからない状態の事です。

 

原因の特定できる約15%は

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患や

細菌感染や臓器の病気などが挙げられます。

 

 

一般的な治療は

・薬物療法…痛みに合わせた薬を処方されます。

・ブロック注射…局所麻酔薬やステロイド剤などで

神経伝達をブロックし痛みを緩和させます。

・理学療法(リハビリ)…運動療法やマッサージで

代謝機能や身体機能を改善させます。

 

などが挙げられます。

 

当院にはこれらの治療で改善しない方が来院されます。

 

 

なぜ、これらの治療で改善しないのか?

 

それは、痛みが出ている部位に原因がないからです。

 

一般的な治療では、痛みに直接刺激を入れて

治療しますが、その痛み発生させている

原因が残ってしまうため、

その場では良くなったとしても

すぐに元の痛い状態に戻ってしまいます。

 

 

Sさんの場合は「大腰筋の短縮」が原因していました。

 

大腰筋とは腰椎から大腿骨に着く筋肉で、

座る体勢で大腰筋は収縮します。

そのため、長時間座っていることが多い人に

短縮という筋肉が短くなってしまう状態になりやすいです。

(大腰筋の位置は下図参照)

大腰筋が短縮することで、

血流障害が生じ、周囲の筋肉が弛緩しにくい状態になります。

 

そのため、腰部の疲労が抜けず、

腰痛が改善しない状態になっていました。

 

 

大腰筋の短縮を取り除くことで、

40年来の慢性腰痛が完治に至りました。

 

 

最後に、

あなたやあなたの周りの人が

長年改善しない症状があっても

諦めないでください。

 

当院では長年改善しなかった症状を完治させてきた

治療実績があります。

 

あなたとのご縁心よりお待ちしております。

 

 

感謝。

 

 

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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慢性腰痛ってホントに治るの?

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