疾患別症状改善報告

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症状改善報告

レントゲンで異常なし。原因不明の腰痛と手足のしびれの原因が判明―7回の施術で完治

  • 慢性腰痛

症例報告

 

Top member 吉田

 

 

長年腰痛に悩まされていた腰痛が、アルバイトを始めた事をきっかけに腰痛が悪化し、

さらには手足にしびれが出始める。

悪化をたどる一方だった腰痛が完治するまでの過程を記しています。

長年改善のない腰痛や原因不明のシビレでお困りの方は、ぜひご覧ください。

そんな方に改善への希望を持ってほしいという想いで書きました。

 

 

腰痛・手足のシビレを治すために知っておかなければいけない原因とは?

腰痛・手足のしびれを治すのに、どのような治療を行っているのか?

なぜ、悪化と辿る一方だったのか?など、

完治までの過程を詳しく記しています。

患者さんの感想と合わせてご覧ください。

長年あった腰痛が悪化した経緯

患者

19歳 女性

症状

腰痛・手足のシビレ

来院日

平成30年7月9日

来院経緯

発症は高校生の時、思い当たる原因もなく腰に痛みを感じるようになる。

 

日が経つにつれ、痛みが増していくので、

近くの整形外科を受診する。

 

レントゲン撮影を行うも、医師から「骨には異常がない」と言われる。

リハビリを勧められ、電気治療や温熱療法を受ける。

治療を続けるも改善せず、原因も分からないことから不安に感じ、治療を中断する。

 

「少しでも腰痛を軽減したい」という想いから、他の整骨院を受診する。

原因は分からないままだが、マッサージを受け、

痛みが少し軽減され、定期的に通い続ける。

 

専門学生になり、1か月前にアルバイトを始める。

それまで日常生活に支障がない程度の腰痛で維持できていたが、

手足にしびれを感じるようになり、腰痛も悪化していく。

 

アルバイトを減らしても、悪化を続けることに不安を感じ、希望をもって「治してもらえる」治療院をインターネットで探す。

 

患者は当院の前を通りがかったときに、多くの方が治療を待たれているところを見て、

「有名な治療院なのかな」と疑問に思い、インターネットで当院の事を調べる。

 

当院の治療方針で、根本治療という言葉に「原因が見つかるかもしれない」と感じ、

両親に「整形外科では治らなかった腰痛の原因が見つかって、治るかもしれない」と伝える。

 

両親から「通ってもいいよ」と同意を得て、来院を決意。

原因不明の腰痛・手足のシビレが7回の施術で完治

1診目

患者は現在、立ち上がる時などの身体を動かした際に腰に痛みを感じ、

寝る時も痛みがあるとのこと。

 

手と足でしびれが出るタイミングが違い、

手は肩よりも高い位置に挙げたときにシビレを感じ、

足は立位の状態が続いたときに感じるとのこと。

 

腰痛としびれの場所を確認する。

腰痛は腸骨稜の高さに広い範囲で痛みがある。(図1の赤〇)

手のしびれは手の甲、足のシビレは下腿前面の外側にある。(図1の緑〇)

図1

 

徒手検査を行う。

SLRテスト 陰性

FNSテスト 陰性

ニュートンテスト 陰性

 

検査としびれの出るタイミングから、

腰痛と手足のしびれは別の原因からきていると考えられる。

 

検査で陽性所見が見られないことと、動作時に一番痛みを訴えていることから、

腰痛は「筋・筋膜性腰痛」と判断。

 

しびれは疾患名を付けることが出来ないが、

しびれの出る状況から血流障害によりしびれが出ていると考えられる。

 

患者には「筋・筋膜性腰痛」と血流障害に対する治療をしていくことを伝える。

 

慢性化した腰痛を治すには、身体を良い状態に戻す必要があり、

次回来院まで期間が空いてしまうと再発する可能性があるため、

最初の3週は週に2回のペースで来院するように伝え、承諾を得る。

 

施術を開始する。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

深部腹筋弛緩調整、骨盤調整。

 

アルバイトの時に一番痛みを感じることから、その時の痛みを確認しておくように伝え、

直後効果は確認しない。

 

次回、5日後の来院予定。

2診目

前回から5日後の来院。

 

患者から「前回の治療後から調子がよく腰の痛みもしびれもましになりました。」との報告。

 

今回は、血液循環を良くするために深部腹筋を弛緩させる調整を重点的に行う。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

深部腹筋弛緩調整、骨盤調整、大腿筋膜張筋弛緩調整、腎臓調整、下腿アライメント調整。

 

次回、4日後の来院。

4診目

前回から3日後の来院。

 

患者から「しびれは全く感じないです。腰痛は4升のお米が入った釜を持った時に痛みが出てから、痛みが残ります。」との報告。

 

今回は、疲労が溜まらない身体の状態を作るために、

大腿筋膜張筋の弛緩調整を重点的に行う。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

深部腹筋弛緩調整、大腿筋膜張筋弛緩調整、腎臓調整、下腿アライメント調整。

 

次回は初診の際に3週間の間は週1回と伝えたが、身体の状態が良いため、

1週間に1回の来院に変更し、様子を見るように伝え、4診目施術終了。

5診目

前回から1週間後の来院。

 

患者から「痛みとしびれ、どちらも感じることなく仕事が出来ました。」との報告。

 

今回も引き続き、疲労が溜まりにくい身体の状態を作るために、

大腿筋膜張筋の弛緩調整を重点的に行う。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

深部腹筋弛緩調整、大腿筋膜張筋弛緩調整、腎臓調整、下腿アライメント調整。

 

次回3日後の来院。

7診目

前回から10日後の来院。

 

腰痛・手足のしびれ共にない状態を維持できている。

 

今回は、腰痛・手足のシビレがない状態を維持するために、

腎臓の調整を重点的に行い、免疫力・治癒力を向上させ再発しない状態にする。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

深部腹筋弛緩調整、大腿筋膜張筋弛緩調整、腎臓調整、下腿アライメント調整。

 

2週間痛み・シビレがない状態を維持できていることから、

完治と判断し、次回から1か月に1回のメンテナンスに移行する。

患者さんの口コミ・感想

Q1、どのような症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

腰痛や手足のしびれ

マッサージをしたりしていました。

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

またその心配はどうやって解消しましたか?

特に心配はなかった。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。

先生がすごく優しく接して下さるなと思いました。

Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます。

一時期は全く動けないくらい痛かったのですが、ここでの施術を受けてからみるみるうちに痛みがなくなったのでとても驚いています。

本当にありがとうございます。

お名前:(無記入)

ご住所:(無記入)

ご年齢:(無記入)

ご職業:(無記入)

腰痛・手足のシビレの原因と治療

今回の患者さんは、高校生の時から腰痛があり、悩まされてきました。

 

すぐに治ると思っていても、原因は見つけてもらえず、

マッサージもその場しのぎですぐにも元の状態に戻ってしまうような状態でした。

 

さらに、アルバイトを始め環境が変わったことで腰痛は悪化し、

手足のしびれまで出てきました。

 

そんな状態であっても、当院で施術を受けた結果、

治療期間1か月、7回の施術で完治しました。

 

では、なぜ当院の施術で完治に至ることが出来るのか?

まず、疾患について知っていただく必要があります。

 

 

筋・筋膜性腰痛の原因は、

・筋肉の疲労

・姿勢の異常

・二次的要因(椎間板ヘルニア、分離症、すべり症など)

が挙げられます。

 

上記の原因から背筋に負担がかかり、

運動時に背筋に沿った痛みが症状として出てきます。

 

 

筋・筋膜性腰痛の診断は検査をしてもどの疾患にも当てはまらず、

しびれや筋力低下などの下肢に症状が出ていない場合に診断されます。

 

今回の患者さんは足にしびれがありましたが私は、筋・筋膜性腰痛と判断しました。

 

その理由は、腰痛は運動時に痛むのに対して、足のしびれは立位が続いたとき(同じ姿勢を続けたとき)に感じることから腰痛と足のしびれは別の原因であり、関連性はないと考えました。

 

 

次にしびれの原因は、大きく分けて二つです。

・神経性…神経が圧迫されることによりしびれが出る。

・血管性…血管が圧迫されることにより、神経への栄養が途絶えることでしびれが出る。

 

今回の患者さんの場合、検査をしても神経性の陽性所見が見られないことと、

手を挙げた時や、長時間の立位などが原因で起こることから血流障害による血管性のシビレと判断しました。

 

 

では、どのような治療を行ったのか?

 

 

一般的な治療として、

・薬物療法

・物理療法(電気治療、低周波など)

・温熱療法

・マッサージ

などが行われています。

 

今回の患者さんも電気治療や温熱療法、マッサージを受けてこられましたが、

なぜ、一般的な治療では完治に至ることが出来なかったのか?

 

それは、腰や手足以外の場所にも原因があったからです。

 

局所以外の原因は

 

①深腹筋の緊張…深腹筋が緊張することで血管が圧迫される。そのため、筋肉や神経を栄養出来なくなり、痛み・しびれを引き起こす。

 

②腎臓の疲労…腎臓と腰は密接な関係があり、環境の変化により腎臓が疲労して、腰にも疲労が蓄積しやすい状態となる。

 

③下腿のアライメント異常…下腿が捻じれることで、下腿の血液循環が悪くなる。

 

➀~➂の調整を行うことで症状を繰り返すことなく、完治に至ることが出来たのです。

 

 

もし、あなたご自身や周りの方が

「根本からしっかり治したい」や「痛みなく体を動かせるようになりたい」と望んでいるようでしたら、当院を頼ってほしい。

 

そのような方を痛みなく元の生活を送れるようにするために、日々治療にあたっています。

 

あなたとのご縁心よりお待ちしております。

 

 

 

感謝。

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