症状改善報告

REPORT

症状改善報告

「マウスピースで治らない急性の顎関節症が、たった3回の施術で改善した意外な原因とは」

  • 顎関節症

症例報告

Top member 吉田

患者

37才 男性 会社員

症状

顎関節症

来院日

平成29年 11月

来院経緯

発症は一週間前。

 

患者は大きく口を開けてあくびをしたとき、顎関節部に痛みを感じるようになった。

その後、口を開けるたびに痛みを伴うようになり、食べ物を満足に摂食できないようになる。

 

セルフケアとして口の開閉をできる限りしないようにしていたが、改善することはない。

 

その後、忘年会が続き外食をする機会が増えて口を開閉することが多くなり、痛みが強くなっていく。

12月に入ると忘年会などの外食をする機会が増えることが想定されるため、患者は「このままではどんどん悪化してしまう」と不安に感じ、歯科医院を受診。

歯科医師から「噛み合わせが悪く、顎に負担がかかり起こっている」と言われ、マウスピースを着けるように指示される。

3日間装着して初日のみ軽減が見られ2日目以降は変化なし。

 

依然として食事をする時の痛みは残ったままである。

患者は、「治らないのではないか」という不安が募り、インターネットで顎関節症について調べていたところ、当院のHPにたどりつく。

 

Youtubeで当院の施術の様子を見て「ここなら治るかもしれない」と思い、来院を決意。

治療経過

1診目

現在、患者は口を大きく開けると顎関節部に痛みが出るとのこと。

発症から少しずつ痛みが強くなってきていて、今は硬いものが食べられない状況である。

特に朝、痛みが強く出るもよう。

 

顎関節症の代表的な症状は

  • 「疼痛」
  • 「開口障害(口が開られない)」
  • 「顎関節雑音(顎関節に音が鳴る)」

の3つであるが、患者が訴えている症状は「疼痛」と「開口障害」である。

患者の顎関節の状態を確認する。

 

痛みの確認のため大きく口を開けてもらったところ、指を縦に2本入れるまでは痛みなく開けられたが、それ以上は開けられないとのこと。

正常な人の場合は、口を開けて指を縦に3本入る。

また大きく口を開けた際、真っ直ぐに開かず左に傾いている状態を確認。

 

左耳の前に圧痛を確認。(図1の赤〇で示したところ)

図1

口を大きく開けたときに一番痛みを感じるので、この時の痛みをペインスケール「10」と設定し治療を開始する。

(ペインスケールとは痛みを10段階で表した指標で、10に近づくにつれて痛みが増す。患者に数字を示させる。)

 

<治療>

 

曲池・合谷に接触鍼、太渓に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

肩甲骨調整、頭蓋骨調整、顎関節アライメント調整

 

治療後のペインスケール「10」→「2」

 

痛みをほとんど感じないくらいに減少。

しかしまだ開けたときに怖さが残る。

 

耳の前の圧痛は消失した。

患者が一番気にかけている朝の痛みは治療室内で確認できないので、朝起きたとき「痛みの強さ」「痛みの場所」「痛みが続く時間」の変化を確認してもらうように指示。

また、これまでの治療経験から患者に「朝の痛みは活動時や食事中の痛みより取れにくいことが多く残りやすいです。ですが、朝の痛みも治療を重ねればしっかりとれるものなので安心しておいてください。」と事前に伝えた。

 

次回は今週中にもう一度来院するように指示し、1診目施術終了

2診目

前回から5日後の来院。

 

患者から「顎の痛みはほとんど感じなくなったけど、先生の言ったように朝の痛みが少し残っている。でも、事前に先生から残りやすいと聞いていたから、特に不安に感じることはなかったです。」との報告。

 

「朝の痛みは変わらず耳の前に感じるが、強さ・痛みの継続時間共に減少している」との報告。

 

ペインスケール「2」の状態を維持。

 

<治療>

 

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

肩甲骨調整、頭蓋骨調整、肋骨調整、顎関節アライメント調整

 

治療後のペインスケール「2」→「0」

 

指を縦に3本分、痛みなく口を大きく開けられる。

 

次回は1週間以内に来るように指示し、2診目施術終了。

3診目

前回から5日後の来院

 

患者から「治療した次の日から朝の痛みは感じなくなり、食事も硬いものを痛みなく食べることが出来ている。」との報告。

 

ペインスケール「0」のまま維持。

 

<治療>

 

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

背部兪穴にお灸し、内臓調整。

頭蓋骨調整、肋骨調整、顎関節アライメント調整。

 

今回で顎関節症の治療を一旦終了し、次回から治療中に報告を受けていた「野球肩」の治療を開始すると約束し、施術終了。

患者さんの口コミ・感想

Q1、どのような症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

顎関節に痛みが出て、食事をするのが苦痛だった為に

マウスピースも作ってもらったがあまりが改善されなかった

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

またその心配はどうやって解消しましたか?

たまたまYoutubeを見て、当院を知ったので、一度トライしてみようと

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。

1回目は半信半疑だったが、びっくりするぐらい痛みが引いたので“本物”を感じました

Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます。

少数精鋭の力を感じました。これが本物なんだなと思います。

一言で凄いしか出ないです

 

お名前:A・S

ご住所:京都府相楽群笠置町

ご年齢:37才

ご職業:会社員

担当からの考察

今回の患者さんであるA・Sさんは突然、顎に痛みが出て柔らかいものしか食べることが出来ない状況になりました。

マウスピースを着けてもあまり改善せず、すごく不安だったと思います。

 

お酒が好きなA・Sさんが忘年会シーズンに好きなものを食べることが出来ず、このまま楽しくお酒を飲むことが出来なくなるのではないかと思われたことでしょう。

実際、初診時に「治らないんじゃないか」と不安の言葉を漏らしていました。

ですが、身体の状態を確認して、「必ず治してあげられる」と感じたので素直にお伝えしました。

私のこの言葉を信じてくださったのか最初にお会いした時の不安そうな表情が和らぎ安心した表情で治療を受けられていました。

結果3回の施術で顎関節症による痛みは完全に取り切れました。

その後、「野球肩」「めまい」の施術で来院されていますが、顎関節症は再発することなく良い状態を維持できています。

 

A・Sさんから「明日、忘年会でお酒飲みに行くんです。たのしみです。」と嬉しそうに報告して下さった時に不安を解消できて本当に良かったと感じたのを今でも鮮明に覚えています。

少しでも希望を持ってきてお越しいただいたA・Sさんをしっかり治せたこと、とても嬉しく思います。

 

これからは、お酒の席での食事を思う存分楽しめますね(*^^*)

 

それでは、治療の考察に移ります。

 

私はA・Sさんのように顎関節症でお悩みの方をよく診ます。

一般的な治療は、マウスピースの装着・歯列矯正(咬合調整)が多く行われています。

それらの治療は顎関節の局所調整のためのものです。

もちろん改善する人もいますが、当院にはA・Sさんのようにそれらの局所調整だけでは改善されなかった人が多く来院されます。

 

マウスピースや咬合調整しても改善されない人は、顎関節以外に原因があるからです。

患者さんによって原因は様々ですが、頚椎や背中、内臓、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。

A・Sさんの場合は肋骨に原因がありました。

左の肋骨が陥凹していることにより、内臓を圧迫したりや周囲の筋が下垂してきます。

そして、口を開けると左に引き寄せられるように傾いて開き、常に左顎関節(図2の赤〇)に過度の負担がかかっているという状態になっていました。

図2

 

そうして少しずつ蓄積したものが、コップの水があふれ出るように、ある日突然日常生活に支障が出るほどの痛みとなって出てきたのです。

このように一つの骨格のずれが連鎖していき、顎関節症は引き起こされていたのです。

顎の症状で、肋骨を調整しましょうと言われても直結しにくいと思いますが、身体はすべて一繋ぎになっていて、それらすべてが複雑に噛み合わさることで正常に動かすことが出来ています。

どこか一つの機能が崩れると、そこと連動した思いがけない場所に症状が出てしまう。それが今回のようなケースです。

治療としては、初めに手首の脈を診て内臓やエネルギーの状態を確認します。それらを鍼で循環させ、身体が治りやすくなるように刺激を入れていきます。そして、頭蓋骨を正しい位置にそっと手を置くぐらいのやさしい刺激で戻してあげて、肋骨を軽く持ち上げて左右の高さを整えました。

そうすることで食事を痛みなくできるようになりました。

ただ一つお伝えしておきたいのは、通常、顎関節症は今回のように3回で完治してしまうような簡単なものではありません。

では、なぜA・Sさんはたった3回という早さで改善することが出来たのか。

それは、発症して1週間という早さで治療を開始できたことです。

当院に来院される方の多くは1年以上経過していて、2か所3か所病院や整骨院を受診されてから当院に訪ねて来られます。

発症からの経過が長いほど、原因が複数に増え悪い状態が身体に定着してしまっていることが多いです。

こうなってしまうと、治療することはもちろん可能ですが元の痛みのない状態に戻して維持できるようになるまで時間がかかってしまいます。

早期に治療を開始できれば、原因の特定がしやすく、良い刺激が身体に定着しやすい状態をつくることができます。

それにより、早期改善が可能だったのです。

今回のように顎関節以外の原因を探し出し適切な治療を行えば、必ず完治可能な疾患だと私は考えています。

最後に、

もしあなたやあなたの周りの人が顎関節症で悩んでいて、どこに行ったらいいんだろうと困っているのなら、一度当院を頼ってみてください。

私たちはそういった方こそ何とかしてあげたいという想いで日々治療にあたっています。

感謝

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