疾患別症状改善報告

REPORT

症状改善報告

病院で治らなかったサッカー選手の股関節激痛(グロインペイン症候群)改善までのプロセス

  • グロインペイン症候群

右股関節の痛み(グロインペイン症候群)の症例報告

初診

11月

患者

男性 17歳 高校生 サッカー部所属

主訴

右股関節部の痛み

病院・整形外科にてグロインペイン症候群と診断。

 

来経緯

当院へ来院された約2ヶ月前の状態は「右股関節部」は違和感程度。

2ヶ月前の時の主訴は踵骨部の痛み。

そして整形外科にて「1ヶ月間の安静」を告げられる。

 

1ヶ月間の安静後には

踵骨部の痛みはやや軽度になるも

右股関節部の痛みは全く引くことはなかった。

その後、サッカーを続けると痛みの強度は増す一方で

病院・整形外科でグロインペイン症候群と診断され治療。

近所の整骨院でも治療。

しかし快復は一向に見られずサッカーを続けていた

 

当院へ来院する1週間前に、

サッカーのプレー中、右股関節部(グロインペイン)に激痛。

患者は「このままでは治らない」と不安になり

当院のことをH・Pで知り来院。

 

1診目

日常動作時痛は全くない。

股関節屈曲時に、左と比べて右に引っかかり感。

患者の痛みが1番激しく感じるのは、サッカー中なので、患者には安静にしてもらわずにサッカーを続けながら状態を見ることに。

主な治療箇所:大渓置鍼、恥骨調整

 

2診目

1診目から3日後

 

やや痛みは軽減。

練習が後半になると、痛みが強くなり

特に右足でボールを蹴ると痛み増強。

 

ただ、「明らかな今までにない足の軽さは感じた」とのこと。

 

主な治療内容:1診目と同じ

7診目

2診目以降、治療内容は恥骨調整を中心に

周辺の大腿直筋、大臀筋、

体の軸調整のためにアキレス腱調整

主に下半身の筋肉・腱調整。

 

治療→練習→痛みなし

もしくは

治療→練習→まだ痛みありを繰り返すことで

患者に合った正しい治療方向を判断し改善。

このステップを踏むことで痛みは7割ほど快復。

 

残りの3割は

「ボールを蹴った時」「練習や試合が後半になり疲労が蓄積したころ」

 

7診目の時点で期間は約1ヶ月

 

「これまでどこで治療をしても、1ヶ月間安静にしても

全く痛みが軽減されることはなかったグロインペインが

1ヶ月間、サッカーをしながらここまで快復したこと」にI君は喜びと驚きに満ち溢れていた。

 

 

そして大部分の痛みは快復傾向にある。

あとの3割の

「ボールを蹴った時」「練習や試合が後半になり疲労が蓄積したころ」

この時に右股関節部の内側だけに痛みを感じる。

 

初診時の状態は、右股関節部周辺

内側 外側 前面 後面

股関節の中央部

※患者さんは股関節の中の方が痛いと表現されます

痛みの箇所が移動するように全体に痛みが感じられるような状態。

 

 

それが、右股関節内側部に局所的な痛みのみにまで快復。

 

痛みの箇所が明瞭であればあるほど

アプローチする箇所もより特定しやすくなり

深層の腹筋にアプローチすることに。

 

主な治療内容:大鐘置鍼、大腿骨アライメント調整、深層腹筋調整

 

8診目

残りの3割の

右股関節内側部の痛みが改善。

 

練習が後半になり疲労が蓄積してきても

痛みの度合いが明らかに違う。

 

ただ「後半になると角度によっては痛みを感じる、ボールを蹴る時はまだ痛む」とのこと。

 

 

9診目

明らかな右股関節内側部の痛みが

8診目に施術した深層腹筋の調整により

I君の右股関節内側部の痛みを消失させる兆しありと判断。

9診目も同様に施術。

 

痛みが出るかもしれないという恐怖感がなくなり、

「思いっきりサッカーができた」とのこと。

 

主な治療内容:太渓置鍼、大腿骨アライメント調整、深層腹筋調整

10診目

痛み消失。

練習が後半になり疲労が蓄積しても痛みを感じない。

ボールを蹴ったときの痛み消失。

 

 

主な治療内容:太渓置鍼、大腿骨アライメント調整、深層腹筋調整

 

11診目

年末年始ということもあり

3週間、間隔をあけて様子をみてもらう。

「間隔をあけても痛みはなかった」との報告。

 

主な治療内容:太渓置鍼、大腿骨アライメント調整、深層腹筋調整

 

13診目

「1ヶ月間隔をあけても痛みなし」との報告。

13診目にて完治と判断。

 

治療終了。

S・I君の「口コミ・患者さんの声」

Q1. どんな症状をお持ちでしたか?

 

サッカーをしていてボールを蹴ったときの

股関節の激しい痛み

 

 

Q2. 鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?
    また心配はどうやって解消しましたか?

 

本当に治るかどうか心配だったけど

担当の先生に勇気づけられる言葉をもらって解消した

 

 

Q3.当院の施術を受けたときの印象。感想を教えてください。

 

特にとても痛い治療とかがなかたので

受けに来るのが楽だった

 

 

 

Q4.あなたと同じ症状をもった方へなにか勇気が出るメッセージがあればお願いします。

 

自分はもう治らないと思っていたけど、なかたに整骨院で

治療を受けるとどんどん痛みがなくなっていきました。

また色々なことを教えてもえるので、ぜひ行ってみてください。

 

 

お名前 :S・I

 

住所  :奈良県 香芝市

 

年齢  :17歳

 

ご職業 :高校生

 

 

ご協力ありがとうございます。

 

 

担当からの考察

 

グロインペイン症候群を改善に導くステップを踏むことにより

グロインペイン症候群の痛みは消え去り

また思う存分スポーツができるようになるでしょう。

 

サッカーの練習や試合を休んでもらう必要はなし。

 

病院や整形外科、ネット検索では

「安静にしましょう」

「治すのは難しい」などの内容を告げられるでしょうが

そのようなことは、全く必要はなし。

 

もちろん治すことができないということは

まずありえないでしょう。

 

 

たった13診目で完治と判断できたのか??

「たった」と言い切れるのには3つ理由があります。

 

まず1つ目に

練習や試合を休もことなく

疲労が体に蓄積していく状態でも

たった13診目で完治したと言い切れる治療院は

手前味噌ではありますが、全国探しても少ないでしょう。

 

 

2つ目に

この動作をすると痛みがでるというものがなく

施術中に痛みの変化をみることができないという状況でしたので、

治療箇所は、わたしの経験と感覚で予想しながらの治療で、

痛みが快復しているかの判断がしづらい状況の中で

毎回、治療箇所がアプローチした箇所が

的確にヒットさせることができたのが2つ目の理由。

 

3つ目に

I君は最初「本当に治るかどうか心配だった」という気持ちから

 

「最初は半ば諦めていたので、ここまで痛みはなくなったのでもう治らないんじゃないかという心配はなくなりました」ということ気持ちになってくれたのは大きいです。

 

病は気から。これは本当に大切なことです。

目標に向かって一緒に突っ走りましょう。

 

 

これらの理由からI君の右股関節部の痛み(グロインペイン症候群)は

完治へと導くことができたと考察。

 

 

患部のみを見られがちの疾患ですが、

このグロイン症候群は、周辺の骨のアライメントの歪みであったり

周辺の筋肉、腱からのストレスが股関節にかかり

痛みがでると考える。

 

また股関節部でも

内側 外側 前面 後面 股関節の中央部など

どこに痛みがあるかによって、

治療する箇所は違ってくるため

ただ単に患部自体に「注射」や「マッサージ」「ストレッチ」

場合によっては「手術」をしても改善することは難しいでしょう。

 

 

最後に「グロインペイン症候群」は

股関節部周辺、筋や腱の微調整を施す

周辺の骨や大腿骨のアライメントなどを確実に

「的確なアプローチでヒットさせる治療」で、

決して治らないものではなく

完治に導けるような疾患だと考えます。

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グロインペイン症候群ってホントに治るの?

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