疾患別症状改善報告

REPORT

症状改善報告

【腰椎分離症】レントゲンでは異常なし、も腰椎分離症症状を保有の13歳サッカー少年が6回で完治にいたった症例。

  • 腰椎分離症

症例報告

 

Top member 吉田

 

この記事は、歩行時に痛みが出るほどの

腰椎分離症が完治するまでの過程を記しています。

 

腰椎分離症と判断した訳などを

交えながら記しています。

患者さんの感想と合わせてご覧ください。

腰椎分離症を患ったサッカー少年が当院に来院したキッカケ

患者

13歳 男子中学生 サッカー部所属

奈良市在住

症状

腰椎分離症

来院日

平成29年11月末

来院経緯

発症は5日前。

 

サッカーの練習後に左腰に痛みを感じ、

歩くだけでも痛みが出たため、

次の日に整形外科を受診する。

 

レントゲン検査の結果、

「骨に異常はない」と医師に言われ、

出されたシップを張り、練習を続ける。

 

1日前のサッカー練習中に、

これまでの左腰の痛みより広範囲に痛みが広がり、

痛みも強くなり、サッカーができないほどになる。

 

同じ部の友達から、当院で「腰椎分離症」を完治した経緯を聞き、

「痛みの無い状態でサッカーをして、

集中したい」という想いもあり、

友達の言葉を信じ、来院を決意。

 

すぐに電話し、翌日の予約を取り、来院。

歩行時に痛みが出るほどの腰椎分離症が完治した治療経過

1診目

現在、走る、蹴るなど身体を動かすたびに、

痛みを感じる。

シビレはない。

 

痛みの場所を確認する。

左の腰から上殿部に痛みがある。

悪化する前は、左仙腸関節の内側にあったとの事。

(左腰から上殿部の痛みは赤〇、

左仙腸関節の痛みは青×)

 

腰の動きでの痛みは、

前後屈や左右回旋、側屈で確認できたが、

特に後屈時に痛みを感じる。

 

痛みの場所や動作時痛から

「腰椎分離症」と判断。

(もくじ④の「腰椎分離症の治療と原因」

に詳しい判断理由を乗せています。)

 

患者には治すために必要な事を伝える。

 

・1週間、3回の治療を終えるまで

全ての運動を中止する事。

 

この事項に承諾を得る。

 

腰椎後屈時に一番強く痛みを感じることから、

この時の痛みをペインスケール「10」と設定して治療開始する。

(ペインスケールとは痛みを10段階で表わした指標のこと。10に近づくにつれ痛みが増す。患者に数字を示させる。)

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

分離症特殊調整、腸腰筋バランス調整、骨盤調整、内臓調整。

 

治療後、ペインスケール「10」→「7」

 

次回、3日以内に来院するように指示し、1診目終了。

3診目

前回から2日後の来院。

 

患者から「痛みが弱くなって、

痛む範囲も狭くなってきました。」と報告。

後屈時の痛む場所が仙腸関節部の内側になっており、

ピンポイントで痛みを感じるとの事。

 

歩行時の痛みは消失。

 

治療前のペインスケールは「5」

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

分離症特殊調整、腸腰筋バランス調整、骨盤調整、内臓調整。

 

治療後、ペインスケール「5」→「3」

後屈時の痛みも軽減。

 

1週間と3回の施術が終了したので、

サッカー復帰の許可を出す。

 

次回3日以内に来院するように指示し、3診目終了。

4診目

前回から3日後の来院。

 

治療前のペインスケール「3」→「2」

 

練習後の痛みはまだあるとの事。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

分離症特殊調整、腸腰筋バランス調整、骨盤調整、内臓調整。

 

治療後ペインスケール「3」→「0」

後屈による痛みも消失。

 

次回4日以内に来院するように指示し、4診目終了。

5診目

前回から4日後の来院。

 

痛みがない状態を維持できていると報告。

 

練習後の痛みも消失。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

分離症特殊調整、腸腰筋バランス調整、骨盤調整、内臓調整。

 

次回、間を空けて経過を観察するため、

2週間後くらいに来院するように指示し、5診目終了。

6診目

前回から2週間後の来院。

 

患者から「問題なくサッカーできてます。」と報告。

 

ペインスケール「0」の状態を維持。

 

<治療>

曲地・合谷に接触鍼、太谿に置鍼し、身体全体のエネルギー調整。

分離症特殊調整、腸腰筋バランス調整、骨盤調整、内臓調整。

 

今回の施術で、間を空けても症状が現れることがないことが

確認できたので、完治と判断。

次回、月に一度のメンテナンスに移行する旨を伝え、施術終了。

患者さんの口コミ・感想

Q1、どのような症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

腰の痛み

レントゲンをとったりシップをはったりした。

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

またその心配はどうやって解消しましたか?

友達の紹介だったので特に心配はしていません。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。

これで本当に治るのか不安だったけど痛みがとれてとてもうれしい。

Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます。

腰の痛みがなく、サッカーに集中できるのがうれしい。

お名前:R・M

ご住所:奈良市押熊町

ご年齢:13才

ご職業:中学生

腰椎分離症の原因と治療

今回の患者さんであるMくんは、

腰痛で思うようにプレーが出来ず、

歩くだけでも痛みを感じる程の症状で

悩まされていました。

 

整形外科では「骨に異常はない」と言われ、

原因が分からず、不安だったと思います。

 

友人の紹介で当院を知ってくださり、

すぐに来院してい頂けて、本当に良かったです。

 

当院で治療した結果、

治療期間3週間、6回の施術で完治に至ることが出来ました。

 

腰椎分離症を患って、長期間の安静で

苦しんでいるサッカー少年は多いので、

早期改善してあげられて本当に良かったです。

 

思う存分サッカーを楽しんでね(^^)/

 

 

それでは考察に移ります。

 

 

今回Mくんが患っていた「腰椎分離症」とは?

 

主に10代の成長期に発症し、

前後屈や回旋動作の繰り返しで、

腰椎の関節突起に疲労骨折が起こる疾患です。

 

MRIやCT、レントゲン検査で

腰椎分離症の診断がされるのですが、

レントゲンの場合、初期の腰椎分離症を

見つけることが出来ません。

 

症状は腰椎伸展(後屈)時の腰痛です。

腰椎分離症が原因となって、

腰椎が前方へずれている場合、

「腰椎分離すべり症」と言われますが、

この場合、下肢へシビレが出ます。

(すべり症の状態は下図参照)

レントゲンで、疲労骨折が見つからなかったですが、

私は腰椎分離症と判断しました。

 

その理由は、後屈時の腰痛や年齢、

痛みの場所から判断し、

発症時期から考えて初期であるため、

レントゲンでは疲労骨折が見つからない可能性が

あると判断したからです。

 

 

一般的な治療として、

保存療法が一般的です。

腰椎分離症は骨折であるため、

骨癒合に3~6か月の間、

コルセット装着や運動中止などで

安静にしなければいけません。

 

トレーニングでインナーマッスルを鍛えて、

腰への負担を軽減させる方法や

ストレッチで腰や股関節周辺の筋肉を

緩める方法があります。

 

保存療法やシビレがある場合は、

手術を行われることがあります。

 

当院では腰椎分離症に特化した特殊な治療があります。

 

そのため、保存療法では3~6か月の安静が

必要であっても、当院では

最短で1週間の安静で競技復帰が可能です。

 

 

長期間治らなかった腰椎分離症でも

早期にスポーツ復帰が難しいと考えていても、

諦めないでください。

 

私たちは全国の腰椎分離症で困っている患者さんを

数多く治してきた実績があります。

 

あなたを治すために全力で治療していくことを約束します。

 

あなたとのご縁心よりお待ちしております。

 

感謝。

 

 

※オスグッドはシンスプリント・分離症と同様に

当院の3大特種疾患という位置付けになり、

一度の施術料が12500円(もし6回以上経過した場合それ以降は通常の6500円)となっています。

これは一般意的には短期間では絶対に治せないと言われるこれらの疾患を5回以内でほぼ治せるという自信の表れでもあります。

ご理解くださいませ。

 

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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腰椎分離症ってホントに治るの?

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