症状改善報告

REPORT

症状改善報告

捻挫をキッカケにした足底筋膜炎は足底板(インソール)では治らない

  • 足底筋膜炎

症例報告

Top Member丸山

「患者」

女子、16歳、高校生

「症状」

足底筋膜炎、有痛性外脛骨

「来院日」

平成30年 3月初旬

「来院経緯」

患者は幼少の頃よりゴルフを習う。

 

発症は2ヶ月前。

患者はラウンドゴルフ中に石につまずき、左足を捻挫。

足首に激痛が走り、まともに歩けなくなってしまう。

友人に両肩を支えてもらい、やっとの思いで帰宅。

帰宅して足首を確認すると、足首は酷く腫れあがり内出血も見られた。

 

翌日、整形外科を受診。

医師から『内反捻挫』と診断。

靭帯の部分断裂が確認されたため、免荷歩行(めんかほこう)※1が必要とのこと。

医師から2週間の松葉杖の使用を指示される。

※1体重をかけないで歩くこと

 

2週間後、左足首の腫れと内出血が治まったため、松葉杖を病院に返却。

しかし松葉杖を使用せず歩いたところ、左足に電気が走ったような激痛が走る。

痛みが出た箇所は、捻挫したところではなく土踏まず周辺であった。

 

すぐに医師に相談し、レントゲンを撮影することに。

『有痛性外形骨』と診断を受ける。

「すぐにゴルフを再開したいなら手術しかない」と医師から通告。

 

患者は手術を避けたい考えであったため、手術を拒否。

次の案として、足底板の使用を勧められる。

病院で足底板を作成し、医師から「毎日、足底板を付けてしっかり歩くように」と指示される。

 

それから患者は2週間、足底板を付けて日常生活を送ったが、症状は全く改善せず。

体重を左足にかけると土踏まず周辺が痛み、左足を引きずってしか歩けなかった。

症状は日に日に強くなり、土踏まず周辺から足裏にかけて痛みが広がっていった。

 

患者は5月にゴルフの試合を控えており、「このままでは試合どころか、大会に参加すら出来ないのではないか」と危惧。

web上で有痛性外脛骨の治療に特化した治療院を検索したところ、当院のHPにたどり着く。

当院の口コミや実績を見て、来院を決意。

 

「治療経過」

1診目

患者は待合室から施術室までの短い距離でも足を引きずって歩き、体重を左足にかけないように歩いていた。

 

現在はゴルフの練習を中止しており、授業の体育も休んでいるとのこと。

通学は歩く距離が長く、学校に行くのも一苦労であるようだ。

 

触診と検査を行う。

患者は写真の赤〇の位置に痛みを訴えている。

強い圧で押すと、痛みを訴えた。

 

触診を詳しく行うと、足底にも腫れと圧痛があることが判明。

赤〇の部分を触診すると、外脛骨よりも強い圧痛を訴えた。

問診を再度詳しく行ったところ、どうやら歩行時の痛みは足底の方が強く出ている事が判明。

 

問診と触診の結果、

『有痛性外脛骨』と『足底筋膜炎』を併発していると判断。

私の今までの経験から完治は可能であると予測。

ただ、2つの症状が出ていることから、1ヶ月で治したいのであれば詰めて施術を行う必要がある事を患者に説明し、同意を得る。

加えて、病院で作成した足底板の使用を中止するように指示。

 

歩行時に痛みを強く訴えていることから、この時の痛みをペインスケール「10」と設定し、治療開始。

(ペインスケールとは痛みを10段階であらわした指標のこと。か10に近づくにつれ痛みが増す。患者に数字を示させる。)

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内蔵調整、下腿血流循環調整、大腿骨調整、足関節アライメント調整

 

治療後、ペインスケール「10」→「5」

歩行時の痛みが半分以下に減少。

有痛性外脛骨の圧痛が消失。

 

患者に自宅で簡単に出来るセルフケアを指導。

次回は3日以内に来院するように指示し、1診目治療終了。

 

2診目

前回から4日後の来院。

患者から「歩行時の痛みがすごく和らいだ。通学中に痛みで休憩することもなくなった」との報告。

 

ペインスケール「3」に減少。

有痛性外脛骨周辺の痛みはほとんど感じなくなったとのこと。

ただ足底を触ると、まだ圧痛と腫れが確認出来た。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内蔵調整、下腿血流循環調整、大腿骨調整、足関節アライメント調整、足指アライメント調整

 

治療後、ペインスケール「3」→「1」

患者にはセルフケアを継続して続けるように伝える。

次回も3日以内に来院するように指示し、治療終了。

3診目

前回から4日後の来院。

患者から「歩行中の痛みはなくなった。ゴルフはまだ再開していないが、キャディーの仕事をした後に足の裏が張って痛かった。」との報告。

 

患者は2日前に、ゴルフのキャディーの仕事をしたとのこと。

キャディー中はよく歩くので、その後に足底が張ってきて痛みが出たとのこと。

 

痛みが出た箇所を触診。

初診時に訴えていた範囲より狭くなっているのが分かる。

腫れもそんなに確認出来ないが、強い圧で触診すると痛みを訴えた。

 

施術室内で歩行や走行、ジャンプをしてもらったが痛みはあまり感じないとのこと。

有痛性外脛骨に関しては、圧痛も消失し痛みも感じないとの訴え。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内蔵調整、足関節アライメント調整、足指アライメント調整、アキレス腱弛緩調整

 

治療後、ペインスケール「0」

施術室内で再現できる痛みが消失したので、患者には日常で痛みを感じる動作を観察するように指示し、治療終了。

5診目

患者から「昨日またキャディーの仕事をした。前ほどの痛みはなく、最後に少し足裏が張ったような違和感があった。」との報告。

 

今回もキャディーの仕事後に足底に張りを感じたようだが、痛みはなかったとのこと。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内蔵調整、足関節アライメント調整、足指アライメント調整、アキレス腱弛緩調整、殿筋弛緩調整

 

患者にはゴルフの練習再開を勧める。

練習を再開して痛みをチェックしてから、次回来院するように指示。

6診目

前回から7日後の来院。

患者から「ゴルフの練習を再開したが、痛みは全くなかった。あれからキャディーの仕事も何回かしたが、足底に張りや痛みはなかった。」との報告。

 

足底を強い圧で触診したが、圧痛は確認出来なかった。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

内蔵調整、足関節アライメント調整、足指アライメント調整、殿筋弛緩調整

 

治療後、有痛性外脛骨を触診したところ、初診時にみられた骨の突出がほとんど確認出来なくなっていることが分かる。(下写真参考)

足底筋膜炎の症状も確認出来ない事から、次回から1ヶ月に1回のメンテナンス期に移行する旨を伝え、施術終了。

「患者さんの口コミ・感想」

Q1、どのような症状でお困りでしたか?

またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?

足首の痛みでした。

患部をさわらずに治す治療をしてきました。

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

またその心配はどうやって解消しましたか?

特に心配などはなかったです。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。

1日目でだいぶ楽になって、必ず治ると言ってくださったので、とても安心しました。

Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!

全然痛みがなくゴルフをずっと続けていけるようになったので、ほんとうに良かったと思いました。

ありがとうございました。

 

お名前:尼崎麻優

ご住所:奈良県生駒群

ご年齢:16歳

「担当からの考察」

今回の患者さんである麻優ちゃんの場合、捻挫をきっかけに思ってもみない症状が発症した状況でした。

一時は自力で歩けない程の捻挫だったようですが、捻挫が治った後も足の痛みっはなぜか治まらず、2週間以上足を引きずって生活していたようです。

大好きなゴルフどころか、日常生活もままならない状態でした。

病院では『有痛性外脛骨』と診断され手術の話まで上がり、途方に暮れた状態で当院に来てくれました。

 

そんな麻優ちゃんも、今ではゴルフの練習を再開し、大会にむけて頑張っています( ^^)

笑顔で「ゴルフの練習出来ました!」と報告してくれた時は、私もとても嬉しかったです。

麻優ちゃん、大会頑張ってね!応援してるよ!(^^)!

 

 

 

それでは治療の考察に移ります。

麻優ちゃんは病院で『有痛性外脛骨』と診断を受けました。

有痛性外脛骨は捻挫などの外力で発症する事はよくあります。

麻優ちゃんもこのケースで外脛骨を発症したと考えられます。

 

しかし、歩けない程の強い痛みを実際に発していたのは

踵から足底のかけて痛む『足底筋膜炎』によるものでした。

 

なぜ、捻挫で足底筋膜炎を引き起こしたのか?

それは『足底板』が原因でした。

 

麻優ちゃんは病院で外脛骨による痛みを緩和させるために「足底板を毎日装着し、歩くように」と指示を受け、痛いながらも頑張って歩いていたようです。

足を引きずり不自然な姿勢で頑張って歩いた結果、足底に負荷がかかり足底筋膜炎を併発したのでした。

 

1診目からしっかりした問診と触診、歩行動作を視診したので、この状態に早々に気付くことが出来たのです。

足底板の使用をやめるように伝え、有痛性外脛骨と足底筋膜炎の施術を1診目から行う事が出来たことが短期間での完治に至った理由でしょう。

 

治療内容は歩行姿勢を正すために足の捻じれをとる調整と、疲労物質を解消するために内臓調整を毎回行いました。

後は患部の微調整を繰り返すことにより、短期間での完治に至りました。

 

足底筋膜炎とネットで検索すると「これをしたら治る!」という明確な記事はみかけないです。

それは足底筋膜炎と名前を一括りにして呼んでいるだけで、実際の原因は人によって全く違うからです。

これは足底筋膜炎だけに言えることではなく、例えば腰痛や肩こりなんかもそうですが、足底筋膜炎はこれがとても顕著に現れます。

 

私たちはその原因を究明することが得意なので、どこに行っても良くならなかった人が当院で改善していくのです。

どこに行っても良くならなかった人は症状が重いからではなく、『治療のアプローチの仕方が間違っていただけだった』という場合がほとんどなのです。

 

色んな治療を試してきて治らなかった人こそ、原因が思ってもみないところにあるはずです。

そんな方は是非、私を頼ってきて頂きたいと思います。

 

最後に、

どこに行っても良くならなかった人こそ「何とかしてみせる!」という使命感を持って、私が日々治療に励んでいることをみなさんに知っておいてほしいです。

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足底筋膜炎(足底腱膜炎)ってホントに治るの?

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