症状改善報告

REPORT

症状改善報告

腰痛と股関節痛のため歩行困難だったのが、10回の治療で笑顔の理由は?

  • 慢性腰痛

症例報告 Top Member丸山

「患者」

女性、57歳、主婦(パート)

「来院日」

平成29年 4月中旬

「主訴と来院経緯」

発症は1か月前。患者はヨガレッスン中に足を開脚した際、股関節に激痛がはしる。

激痛が走ったのはその時だけで、次に股関節を動かした時は引きつった痛みがある程度であった。

患者は「筋を少し違えたのだろう」と思い、ヨガレッスンを最後まで続けた。

 

翌日から、股関節の痛みが増強。

朝目覚めて、ベッドから起き上がるときに股関節から膝にかけてズキッとした痛みがはしる。

寝室から1階に降りる階段でも同じ症状があらわれる。

朝食時、長時間の座位で股関節に痛ダルさを感じる。

 

患者はこの痛みは一時のものだろうと考え、病院や治療院に通院することはなかった。

 

しかし、2週間経っても症状は一向に改善せず、日を追うごとに股関節の痛みは増していった。

次第に、股関節の痛みに加え、腰痛も引き起こすことになる。

 

発症から1か月、

患者は歩くのも辛い状況になり、日常生活に支障が出るほどにまで悪化。

当院に通院しているお友達の勧めで、来院することを決意。

 

「治療経過」

1診目

患者の主訴は股関節痛、愁訴が腰痛であった。

しかし、現在は腰痛の症状が強く出ており、股関節の痛みは薄れているとのこと。

 

体幹屈曲位(腰を前に倒す)・進展位(腰をそらす)で腰部にズキッとした電気がはしるような痛み。

歩行時にもまれに同じ痛みが出る。

腰部回旋時の可動域は左が極端に悪く、体をほとんど捻じることが出来ない状態であった。

何もしていなくても、常に重ダルさがあると患者は訴えている。

 

痛みの場所を確認すると、筋肉の固さ(硬結)が腰部全体と臀部に確認でき、圧を加えると、鈍い痛みも再現された。

 

主訴は股関節痛であったが、現在は腰部の痛みが強く出ているので、まずは腰痛の治療を優先的に行っていくことを患者に伝える。

現在は股関節の痛みは薄れているものの、腰痛が消失したら、股関節痛が現れてくるだろうと経験上考えられるので、それも患者に伝え、治療を開始した。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、背骨調整、大殿筋・中殿筋指圧

 

治療後、

体幹前屈・後屈時に現れていた電気がはしるような痛みはとれるが、腰部の重ダルさは依然としてある。

腰部左回旋がほとんど出来ていなかったのが、正常範囲内の40°まで上がる。

 

症状は緩解したものの、まだ痛みの度合いは強いので週に2回の頻度で来院するように指示。

患者は仕事の都合上、土曜日にしか来院できないという事であったので、毎週土曜日に継続来院となる。

1診目施術終了。

 

2診目

前回から6日あけての来院。

患者から「この1週間、前回の治療後の良い状態を維持出来ていた。ただ、歩行時や座位は腰に重ダルさを感じる」とのこと。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、背骨調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯指圧

 

初診時、腰部全体と臀部に強い硬結が見られた。

今回、治療後に確認すると硬結の範囲が狭くなり、圧を加えても鈍い痛みが現れなくなる。

体幹屈曲位と伸展位でみられた、腰の重ダルさが緩解。

2診目施術終了

 

3診目

前回から6日あけての来院。

患者から「日常生活で腰を気にして生活することはなくなった。重ダルさは多少あるものの、以前程ではない。」と報告をうける。

「ただ、腰の痛みが引いてきて、次は股関節が痛くなってきた」とのこと。

 

1診目の予測通り、腰痛が改善されると、股関節の痛みが増してきたようだった。

 

1か月前の発症時と同じような痛みが出現しているとのこと。

起床時のベッドから起き上がる動作、階段の上り下り、長時間の座位で鈍痛がおこる。

 

特に階段の上り下りが辛いようである。

この時の痛みをペインスケール「10」と設定し、治療開始。

(ペインスケールとは、痛みを10段階で表わした指標のこと。10に近づくにつれ痛みが増す。患者に数字を示させる)

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、太衝に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、腸骨筋調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯指圧

 

股関節屈曲、伸展してもらい階段の昇降を治療室内で再現する。

動作時ペインスケール「10」→「6」に改善。

3診目施術終了。

 

4診目

前回から6日あけての来院。

患者より「腰痛はなくなった。歩行時に出ていた股関節の痛みもあまり感じなくなった」との報告。

 

動作時ペインスケールは「6」のまま維持。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、太衝に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、腸骨筋調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯指圧

 

治療後、

股関節伸展位の引っかかりがとれ、痛みは感じなくなる。

屈曲位では、まだ疼痛があり。

「ズキッとした痛みはもうないが、鈍い痛みがはしる」と患者からの訴え。

動作時ペインスケール「6」→「4」

4診目施術終了。

 

7診目

5診目、6診目と痛みが平行線をたどる。

ペインスケールは「4」のまま維持。

 

現在、痛みが出る動作は、階段の昇降、長時間の座位である。

起床時にベットから起き上がる痛みは消失。

歩行時にも痛みは見られない。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、太衝に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、腸骨筋調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯指圧

内臓(大腸・小腸)調整

 

治療後、

股関節屈曲位で見られていた疼痛が改善。

患者より「鈍い痛みはなくなり、違和感程度の痛みとなった。」との申告をうける。

動作時ペインスケール「4」→「1」

7診目施術終了。

 

9診目

8診目から6日あけての来院。

患者より「痛みがほとんどなく、日常生活に支障はほとんどない」との報告。

 

動作時ペインスケール「1」のまま維持。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、太衝に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、腸骨筋調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯調整

内臓(大腸・小腸)調整

 

治療後、

動作時ペインスケール「0」

股関節屈曲位・伸展位ともに疼痛は現れなくなる。

9診目施終了。

 

10診目

前回から6日あけての来院。

股関節・腰ともに痛みなし。

日常生活で痛みを感じることはなくなった。

 

治療:

曲池・合谷に接触鍼、太衝に置鍼し、身体全体のエネルギー調整

骨盤アライメント調整、腸骨筋調整、大殿筋・中殿筋・仙結節靭帯調整

内臓(大腸・小腸)調整

 

次回からメンテナンス期に移行する旨を伝え、患者に2週間後に来院するように伝えた。

10診目施術終了。

「患者さんの口コミ・感想」

Q1、どんな症状をお持ちでしたか?

腰と足の痛みがひどく歩くのも辛い状態

Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?

また心配はどうやって解消しましたか?

治療してもらうまでは「本当に治るのかなぁ」と不安でしたが、先生と話していくうちに不安はなくなりました。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想などを教えてください。

施術を受けたときは激痛で泣きそうでした。

激痛もなくなり良かったです。

Q4、あなたと同じ様な症状をもった方へなにか勇気が出るメッセージがあればお願いします。

初めは不安で来院しましたが、先生の言葉で「治るんだなぁ」と感じさせてもらえます。そして実感に変わりますよ。

 

お名前:モト

ご住所:桜井市朝倉台

ご年齢:57

ご職業:主婦

 

「担当からの考察」

今回の患者さんであるモトさんの場合、症状がとても強く出ていて、歩くのも辛い状況での来院でした。

問診時、座ってお話をしている最中でさえ、とても辛そうでした。

 

モトさんは治療院に来られる経験が今までなかったようで、施術に関してもとても不安だったみたいですが、お友達の強い勧めで来院を決意してくれたそうです。

このお友達は以前私が担当し、症状が完治した方でした。

お友達は当院への信頼度も高く、それに応えるためにも、精一杯治療いたしました。

 

その結果、モトさんは痛みに左右されることなく、元通りの生活を送れています。

初めモトさんは、治療中不安そうでしたが、私は絶対に治ると確信していたので、それを根気よく伝えることで、不安も解消されたご様子でした。

 

治療の感想で「はじめは施術がすごく痛く、泣きそうになりました。」とのことでしたが、「施術が痛かったのは2、3回目の施術だけで、後は全く痛くなく安心しました^^」とのご感想でした。

 

モトさんの症状はすごく重度で、はじめはその痛みをとるために、痛い施術はやむを得なかったのです。

症状が軽くなると、痛い施術をする必要はなかったので、以降は会話を楽しんで施術を受けておられました。

 

モトさんの症状の原因は、腸骨筋の過緊張による骨盤のずれでした。

ヨガレッスンでの開脚時に腸骨筋を痛められ、それを長期間放置していたため腸骨筋が過緊張を起こし、筋が付着している骨盤にずれが生じていました。

 

この筋の緊張をとることで、骨盤の位置が正常に戻り、症状が緩和していったのです。

 

最後に、

モトさんのように、治療院に来るのが初めての方、逆にたくさんの治療院を回っても良くならなかった方、私たちはこのような方たちを毎日のように診ています。

 

そして、私たちはそんな方たちを笑顔にしたい!という強い気持ちをもって毎日の治療に励んでいる事をみなさんに知っておいてほしいです。

 

治療担当 丸山

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